私たちは、五感のひとつである「聞こえ」に焦点を当て、バイオナノテクノロジーと数値シミュレーションを駆使してそのメカニズムの解明に挑戦しています。さらにそこで得た知見を応用して健康な社会の実現に資する新しい医療機器の開発を目指しています。
研究室の海外活動
研究室では、積極的に国際経験を積むことを推奨しています。志があり成果をあげた学生には、国内および海外の学会での発表の機会があります。また、様々な海外インターンシップへの挑戦をサポートします。最近の研究室での海外活動は以下のとおりです。
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滞在日 | 滞在場所 | 目的 | 学年(当時) |
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2023年11月 | クアラルンプール、マレーシア | 国際学会 | 修士1,2年生 |
2023年11月 | チェンマイ、タイ | 共同研究 | 修士1,2年生 |
2020年1月 | サンノゼ、アメリカ | 国際学会 | 博士3年 |
2019年8月 | バンコク、タイ | 国際交流 | 教員 |
2019年8-9月 | バンコク、タイ | 研修 | 学部4年生 |
2019年6月 | セブンスプリングス、アメリカ | 国際学会 | 教員 |
2018年7月 | 上海、中国 | 国際学会 | 博士2年 |
2017年9月 | ツェルマット、スイス | 国際学会 | 博士1年 |
2017年7月 | ブリスベン、オーストラリア | 国際学会 | 教員 |
2016年8-9月 | トロンハイム、ノルウェー | インターンシップ | 修士2年 |
2016年7-9月 | サンディエゴ/サンノゼ、アメリカ | インターンシップ | 修士1年 |
2016年5月 | シュトゥットガルト、ドイツ | 国際学会 | 教員 |
2015年7-9月 | サンディエゴ/サンノゼ、アメリカ | インターンシップ | 修士1年 |
2015年7月 | オールボー、デンマーク | 国際学会 | 教員 |
2014年6月 | スーニオ、ギリシャ | 国際学会 | 教員 |
2013年12月 | ローマ、イタリア | 共同研究 | 教員 |
卒業生・修了生の進路
生体を扱っている研究室だからと言って、就職先が限定されるわけではありません。自動車関連をはじめコンピュータ関連、生体関連など、機械系から電気系、医療機器まで幅広い範囲に就職、活躍しています。また大学院の修士課程・博士課程へ進学することで、より高度な内容にチャレンジするとともに、国内外での経験を通して社会で活躍できる力をつけることができます。
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進路
今治造船、小松製作所、ジェイテクト、SUBARU、ソニー、テルモ、東京エレクトロン、凸版印刷、トヨタ自動車、日産、日清紡ホールディングス、八光、パナソニック、日立、ブリヂストン、航空管制官、大学教員、金沢大学大学院、他大学大学院、etc.
入試案内
生体工学や医工学の分野に興味のある方、本研究室の研究内容に興味を持たれた方、わたしたちと一緒に研究に取り組んでみませんか?他大学、海外、社会人からの入学も歓迎しております。興味のある方は、ぜひ金沢大学 理工学域 フロンティア工学類、または金沢大学 大学院自然科学研究科 フロンティア工学専攻(博士前期)/機械科学専攻(博士後期)の受験を検討してみてください。
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金沢大学入試情報
金沢大学大学院自然科学研究科入試情報
配属希望の方へ
生体機械工学研究室は、すべての研究室メンバーのトレーニングと、それによる各個人の能力向上に注力します。私たちの目標は、それぞれの分野で独立的かつ創造的なリーダーを育成することです。研究室では、抄読会(ジャーナルクラブ)、個人およびグループのラボミーティング、国内および国際会議など、専門的能力開発のための多くの機会を提供しています。研究室メンバーには、高いモチベーションと他のメンバーとのコミュニケーション能力を期待しています。チームワークは私たちの研究室のコアコンポーネントです。
研究テーマ
研究室の1年
生体機械工学研究室の主な1年間の主なイベントです。研究を円滑に進めていくためには、ひとりひとりの努力はもちろんですが、研究室メンバーとのコミュニケーションが大切です。
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時期 | イベント |
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4月 | 新年度顔合わせ |
4月 | お花見 |
7月 | 院試(B試験) |
8月 | 院試(A試験) |
8月 | 暑気払い |
10月 | 中間発表会 |
12月 | 年末大掃除,忘年会 |
2月 | 修論審査会,卒論発表会 |
3月 | 引き継ぎ,追いコン |
3月 | 学位記授与式 |
各メンバーの成功には、強力な研究室コミュニティーが不可欠です。独自のスキルや異なる考え方を有するメンバーが集まり、強い意志のもとに信頼と協力の関係を構築することは、科学的・工学的な疑問にアプローチし、解決するための強力なツールとなります。「一人で悩んでいたことも先輩に聞いたらすぐに解決した」、「インターネットで調べれば調べるほどどうしたらよいかわからなくなっていったのが同級生と相談しているうちにうまく整理された」、といったことはよくあることです。
同時に、ワークライフバランスと心身のバランスは、研究室メンバーの健康と幸福だけでなく、長期的な成功にとっても重要です。研究室では、メンバーそれぞれがなんらかの係を担当して協力しながら研究室の運営に携わり、研究室内のコミュニティー形成と健康増進のために、定期的にイベントを企画し、みんなで息抜きして楽しい時間を過ごしています。研究室メンバーの発案でやりたいことはなんでもやってみます。これらイベントも、私たちがグループとして行うことの一部です。