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金沢大学理工学域フロンティア工学類生体機械工学研究室

 聴覚は視覚とならんで重要な感覚器官であり、人間と外界の情報を繋ぐインターフェイスです。興味深いことに、鼓膜の振動に始まり、中耳における耳小骨連鎖のてこ運動、内耳感覚細胞の伸縮運動、そして僅か10 nm程度のタンパク質モータprestin(プレスチン)の構造変化に至るまで、聴覚システムは極めて力学的な振る舞いを見せます。

 私たちは機械工学を基礎として生体現象を理解しようとする学際領域(生体工学、バイオエンジニアリング)において、“聴覚のメカニクス”をキーワードに研究に取り組んでいます。本研究室では、実験(バイオナノテクノロジー)とシミュレーション(数値解析手法)を駆使して音受容メカニズムの解明に向けた基礎研究を行い、さらに得られた知見を基に、聴覚疾患の診断技術や治療方法の開発といった臨床応用研究や微小なバイオマシンの開発などへの応用研究を進めています。

お知らせ

 当研究室では、学部4年生および大学院生を募集しています。他大学、他専攻、他学部出身の方々も歓迎します。研究室見学はいつでも行っております。興味のある方は、こちらまでご連絡ください。大学院進学を希望される方は、本学自然科学研究科機械科学専攻の入試案内をご参照ください。

What's New

2023.11.15
中川さん(M2),新岡さん(M1)が第12回アジア太平洋バイオメカニクス会議(AP-Biomech 2023)で発表しました.
2023.11.13
共同研究を行っているラジャマンガラ工科大学ラナ校メカトロニクス工学科のカンカー先生のラボを訪問しました.
2023.11.04
村越が第33回日本耳科学会総会・学術講演会にて,新規診断治療技術の社会実装についてパネリスト講演しました.
2023.10.02
新たに周さんに研究室に加わっていただきました.これからよろしくお願いします!
2023.09.19
共同研究を行っている濱西伸治先生(東北学院大学工学部機械知能工学科)に来研いただき,実験手技のレクチャーをしていただきました.伝音難聴メカニズムの実験的解析法などについてディスカッションしました.
2023.09.01
中川さん(M2),新岡さん(M1)が第6回日本-スイス バイオメカニクスワークショップ(小樽)ポスター発表しました.
2023.06.04
中川さん(M2),新岡さん(M1)が日本機械学会第35回バイオエンジニアリング講演会(仙台)発表しました.
2023.04.06
戸辺さん(M1),岸井さん(B4),北野さん(B4),福井さん(B4)を研究室に迎えました.新たなメンバーで新年度スタートします!
2023.03.22
学位記授与式でした.当研究室からは修士2名,学士3名が巣立っていきました.皆さんのご活躍を期待しております.
2023.03.03
村越がMedtech Academy Pitch Day 2023で講演しました.
2023.03.01
村越が2022年度 日本機械学会賞(論文)を受賞しました.
2023.02.27
村越が伝音難聴診断についてセンサ&IoTコンソーシアム(オンライン)で講演しました.
2022.12.17
鳥谷さん(PD)と小久保君(M2)が,日本機械学会第33回バイオフロンティア講演会(神戸)で伝音難聴の新しい検査装置に関する研究発表を行いました.
2022.11.14
現在研究室では新たな幼児用聴覚検査装置を開発しています.新プロジェクトが進行中です.
2022.10.28
研究室メンバー全員の進路も決まり,秋のぶどう狩りに出かけてきました.この時期はマスカット・ベリーAという品種が中心でした.
2022.10.24
共同研究を行っている濱西伸治先生(東北学院大学工学部機械知能工学科)が研究室にいらっしゃいました.伝音難聴メカニズムの理論的解析法などについてディスカッションしました.
2022.10.07
新しい刺激音をつかった伝音難聴検査法の開発について第67回日本聴覚医学会総会・学術講演会(山形)で発表しました.
2022.07.21
新生児の聴覚動特性の経時変化を独自計測法で調査した内容について第17回日本小児耳鼻咽喉科学会(富山)で発表しました.同じ新生児を追いかけるlongitudinal studyと,100余名におよぶ集団に対するcross-sectional studyの両方を実施した研究です.
2022.06.26
鳥谷さん(PD),曲師さん(M2),中川君(M1)が日本機械学会第34回バイオエンジニアリング講演会(福岡)発表しました.
2022.06.25
第34回バイオエンジニアリング講演会(福岡)にて,2021 JBSE Paper of the Year Awardの表彰式が行われました.設計製造技術研究所 坂本二郎教授、茅原崇徳准教授、喜成年泰教授、北山哲士教授のグループも同賞を受賞し、年間最優秀論文の2つともが金沢大学からという快挙となりました!理工学域HPで紹介されています.
2022.05.06
内耳の感覚細胞に発現するタンパク質モータープレスチン(prestin)に関する論文が2021 JBSE Paper of the Year Awardに選出されました.
2022.04.08
中川君(M1),金森君(B4),瀬町さん(B4),新岡君(B4),玉井さん(技術補佐員)を研究室に迎えて新年度がスタートしました!
2022.03.28
村越が伝音難聴診断について令和4年度第4回メドテックマッチング, AMED・LINK-J(オンライン)で講演しました.
2022.03.25
遺伝性難聴の原因となる内耳蝸牛に発現するペンドリン(pendrin)の変異体およびその局在回復に関する論文がAuris Nasus Larynxに掲載決定しました.
2022.03.22
3名の学類生と1名の大学院生が本日無事ご卒業されました.おめでとうございます!
2022.01.06
プレスチン研究について大学HPの研究トピックで紹介されました.
2022.01.04
新年あけましておめでとうございます.今年より新たに鳥谷さんに研究室に加わっていただきました.これからよろしくお願いします!
2021.12.16
Journal of Biomechanical Science and Engineering (JBSE)に掲載されたプレスチンに関する論文が12月のPapers of the Monthに選出されました.
2021.12.08
The 11th Asian-Pacific Conference on Biomechanics (APBiomech 2021)(オンラインfrom京都)で発表しました.
2021.06.18
小池君(M2)が第60回日本生体医工学会大会(オンラインfrom京都)で発表しました.
2021.05.28
内耳の感覚細胞に発現するタンパク質モータープレスチン(prestin)に関する論文がJournal of Biomechanical Science and Engineering (JBSE)に掲載決定しました.
2021.04.12
2021年度スタートしました.今年度は新たに3名の学部4年生がメンバーに加わりました.
2021.03.22
大変な1年でした.それでも無事に4年生が卒業を迎えました.おめでとうございます!
2020.06.15
本年度から,小久保君(M1)と加賀君(B4),曲師さん(B4)を研究室に迎えて,また新たな気持ちでスタートします.
2020.04.22
カンカーさん(D3)の新生児の聴覚動特性の経時変化に関する論文が小児耳鼻咽喉科学の国際専門誌であるInternational Journal of Pediatric Otolaryngologyに掲載されまた.
2020.01.30
カンカーさん(D3)と村越がAssociation for Research in Otolaryngology(ARO,米国)の第43回冬季会議(サンノゼ)で発表しました.
2019.12.21
日本機械学会第32回バイオフロンティア講演会(金沢)で発表しました.
2019.07.19
カンカーさん(D3)が日本機械学会第30回バイオフロンティア講演会(霧島)で発表しました.
2019.06.28
The 2019 Summer Biomechanics, Bioengineering, and Biotransport Conference (SB3C)(セブンスプリングス,PA,米国)で発表しました.
2019.04.08
2名の学部4年生を研究室に迎えて新年度がスタートしました.
2019.04.01
ホームページを開設しました.